第3章 かけるマナー

相手の都合を考える

山田さんの身勝手

もうすぐ17時、終業の時間です。早く帰りたいのに、連絡を取らなければならない相手がなかなか戻ってこないのでイライラしている山田さん。退社時間前にようやくつかまった相手に対して、山田さんは勢い込んで用件を並べました。

ところが相手はよほど忙しいのか「すいません、いま立て込んでいて後でかけ直してもいいでしょうか?」という返事。その事に山田さんは憤慨し、あいさつもそこそこに乱暴に切ってしまいました。

しかし冷静になって考えてみれば、相手の都合を気遣う余裕のない自分がひどく幼稚に思えて恥すかしい思いをしたそうです。

電話の向こうの相手が、必ず手が空いているとは限りません。電話口に相手が出たら、社名と自分の氏名を名乗った後に、必ず「いま、お電話よろしいですか?」という一言を添えて、相手の都合を確認してください。

また、終業時間直前や昼休みなどは、緊急な用件でない限りなるべく避けるようにしましょう。相手を思いやるのがビジネス電話の基本だということを忘れないでください。

第3章 かけるマナー

  1. 用件を整理しておく
  2. 間違えた時は謝る
  3. 会社名と自分の名前を名乗る
  4. 相手の都合を考える
  5. 不在時はこちらの希望を伝える
  6. 途中で切れたらすぐにかけ直す