第1章 心のマナー

笑顔で電話に出る

佐藤さんの失敗

「電話は用件が伝わればそれでいいの」そう思っていた佐藤さんは、お客様からの電話にいつも無表情で応対していました。

ところが取引先で佐藤さんの応対が冷ややかだという噂が流れはじめました。それが、いつしか佐藤さんの上司の耳にも入り「きみ、もう少し相手を思いやった電話の応対を身につけたらどうだい。電話は大切なお客様からもかかってくるんだから。」と注意を受けました。

同期の社員たちに意見を聞くと、「電話をとっているときのあなたは恐い」と言われてショックを受けました。それ以来佐藤さんは笑顔で受話器をとるよう努力しています。

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明るく爽やかに応対する

鈴木くんの反省

朝の電話はどうも苦手な鈴木くん。学生の頃から不機嫌な応対で知られていましたが、社会人になってからは態度を改めなけれならないと思っていました。ですが言葉を丁寧にしただけで、表情は面倒臭そうなままでした。

そんな鈴木くんの態度が変わったのは、ある会社に電話で問い合わせをしたときに、暗い声で応対されて嫌な思いをしたことがきっかけでした。

「自分も相手に嫌な思いをさせていたのかもしれない」と反省し、今では相手を気遣った明るい声での応対を心掛けています。

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学生言葉を使わない

高橋さんの失笑

「はい、○○商事でーす!」明るい声がトレードマークの新入社員高橋さん。けれど彼女が電話を取ると、一瞬社内に緊張がよぎります。

「えっと、いま社長はいません」「何時に帰るかわかんないです」など、本人は電話での言葉遣いを全く気にしていない様子なのです。「元気なのはいいんだけどねえ」とため息まじりの上司。

一度学生言葉を注意したところ、今度は「社長は、いまお出かけになっております」と自信満々に応対したとか。「これでは先が思いやられるね」と周囲が頭を抱える毎日です。

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第1章 心のマナー

  1. 笑顔で電話に出る
  2. 明るく爽やかに応対する
  3. 学生言葉を使わない